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床下 湿気対策の費用と方法。DIYと業者比較

床下のジメジメ、畳のカビ臭さ、気になりますよね。我が家も中古戸建てなので、「床下の湿気対策って必要なの? 費用はどれくらい?」と気になって色々調べたんです。

自分でDIYできる範囲なのか、それともプロに頼むべきなのか。家の基礎が布基礎なのかベタ基礎なのかでも対策が変わるみたいですし、換気扇の設置や調湿剤の散布など、方法もいろいろ。費用相場も気になります。

しかも、「対策したのに効果ない」なんて失敗は避けたいですし、残念ながら悪徳業者もいるという話も耳にします。賃貸の場合の費用負担も気になるところですよね。

この記事では、僕がDIY好きの視点で調べた床下の湿気対策と費用について、DIYでできることとプロに頼む場合の工法、それぞれのメリット・デメリットをまとめます。

  • 床下湿気の原因と放置するリスク
  • DIYとプロ施工、それぞれの対策方法
  • 換気扇や防湿シートなど工法別の費用相場
  • 失敗しない業者選びと悪徳業者の手口
目次

床下 湿気対策の種類と費用の全体像

まずは「なぜ湿気が溜まるのか?」という根本的な原因と、家の構造によってどんな対策があるのか、全体像を把握していきましょう。DIYでできることと、プロにお願いする工法についても整理します。

湿気の原因と放置する3大リスク

床下がジメジメする原因って、一つじゃないんですよね。主に「建物の構造」「立地・環境」「換気不足」「水の侵入」の4つがあるそうです。

特に古いおうちだと、床下が土のままの「布基礎」が多くて、地面からの湿気が上がり放題だったり、換気口がうまく機能していなかったりするケースが。我が家も中古なので、真っ先に床下点検口から覗いてみましたよ。

湿気を放置する3大リスク

  • 木材の腐食とシロアリ: 湿った木材は腐朽菌やシロアリの大好物。土台がやられたら大変です。
  • カビと健康被害: 床下のカビ胞子が室内に…!アレルギーや呼吸器疾患の原因にもなるそうで、これは家族の健康を考えると怖いですよね。
  • 住宅の資産価値低下: 土台が腐れば、当然家の耐久性や耐震性が落ちて、資産価値も下がってしまいます。

特に「水の侵入」、つまり雨漏りや給排水管の水漏れが原因の場合は、他の対策をしても無意味なので、最優先で修理が必要です。これは専門家じゃないと判断が難しい部分でもありますね。

自分でできる湿気の兆候チェック

業者さんを呼ぶ前に、まずは自分でできる範囲でチェックしてみたいですよね。僕も「なんかカビ臭い?」と感じたら、まずここを確認します。

【湿気の兆候セルフチェック】

  • 床下からカビ臭がする
  • 畳がジメジメしたり、重く感じたりする
  • 押し入れの中がカビ臭い、またはカビが生えている
  • やたらと畳にダニが発生する

キッチンや洗面所にある「床下点検口」を開けて、懐中電灯で照らしてみるのが一番です。目視でカビや水たまりがないか、そして鼻でカビ臭や腐ったような臭いがしないか確認します。

ただ、点検口がなかったり、床下に潜るのが怖い場合は無理せず、次のステップ(専門家の診断)を考えたほうが賢明です。狭くて暗い場所での作業は、慣れていないと危険も伴いますからね。

基礎別(ベタ基礎・布基礎)の対策

床下の湿気対策は、家の「基礎」の構造によって、やるべきことが全く違うんです。これは僕も家を買う時に勉強しました。

ベタ基礎(床下全体がコンクリート)

最近の家はほとんどこれですね。床下全体がコンクリートで覆われているので、基本的には地面からの湿気はシャットアウトされています。それでも湿気る場合は、「換気不足(空気のよどみ)」か、前述の「漏水」を疑うべきだそうです。対策は「換気の改善」が中心になります。

布基礎(床下が土)

我が家もそうなんですが、古いおうちや和風建築に多いのがこのタイプ。建物の主要な柱の下だけコンクリートで、あとは地面(土)がむき出しなんです。これだと、地面から湿気がどんどん蒸発してきます。

この場合、地面からの湿気を「遮断する」(防湿シートなど)、湿度を「吸収する」(調湿剤など)、空気を「強制排出する」(換気扇など)といった、複数の対策を組み合わせる必要があるみたいですね。

DIYでできる湿気対策と限界

DIY好きとしては、「まずは自分でやってみたい!」と思いますよね。僕も調べました。費用を抑えられる可能性もありますし。

【DIYで挑戦できる湿気対策】

  • 基礎換気口の清掃: 意外とゴミやクモの巣で塞がってることも。ほうきで掃除するだけで、空気の通りが良くなるかもしれません。費用はほぼゼロ!
  • サーキュレーターでの簡易換気: 床下点検口から床下に向けてサーキュレーターで風を送る。あくまで一時的ですが、空気を動かすのは大事です。費用は数千円。
  • 床下調湿剤の設置: ホームセンターでも売ってますね。でも、中途半端な量だと効果が出ないらしく、床下全体に敷き詰めようと思うと結構な量(=費用)が必要になるのがネックです。

防湿シートもDIYで敷けなくはないそうですが、隙間なく施工するのはかなり技術がいるみたいで、僕はちょっと尻込みしました。隙間から湿気が漏れたら意味ないですもんね。

DIYの注意点と安全装備

床下は、暗くて狭くて汚れている上、釘や配管が出ていることも。怪我のリスクもあります。もし自分で潜るなら、「つなぎ(作業服)」「防塵マスク」「保護メガネ」「ヘルメット」「厚手の軍手」は必須です。両手を空けるためにヘッドランプもあると便利ですよ。

プロによる工法:換気扇と調湿剤

DIYでは難しそう…となると、プロ(専門業者)の出番です。代表的な工法を2つずつ見ていきましょう。

強制換気:床下換気扇の設置

これは分かりやすいですよね。モーター付きのファンで、床下の空気を強制的に循環・排出する仕組みです。ベタ基礎・布基礎を問わず、「空気のよどみ(換気不足)」が原因の場合に効果的だそうです。シロアリが嫌う環境を作るのにも役立つとか。

湿気吸収:床下調湿剤の敷設

ゼオライトや木炭といった、湿気を吸ったり吐いたりする機能(調湿機能)を持つ素材を床下に敷き詰める方法です。DIYでも触れましたが、プロはやはり適切な量をしっかり施工してくれます。布基礎の湿気対策や、ベタ基礎の結露対策として使われることが多いみたいですね。

プロによる工法:防湿シートとコンクリート

特に「布基礎」で地面がむき出しの場合、湿気の「発生源」を断つ対策が重要になります。

湿気遮断:防湿シートの施工

これは、床下の土の上に、防湿性の高いポリエチレンフィルムなどを隙間なく敷き詰める方法です。地面から蒸発してくる水蒸気を、物理的にシャットダウンするわけですね。布基礎対策としては、最もコストパフォーマンスが高い根本対策の一つと言われているようです。

根本遮断:防湿コンクリート(土間コン)の打設

これはもう、床下全体にコンクリートを流し込んで、ベタ基礎に近い状態にしちゃうという、一番確実な方法です。地面からの湿気をほぼ完全に遮断できます。ただ…やはり費用はかなり高額になります。最終手段、といった感じでしょうか。

失敗しない床下 湿気対策の費用と業者選び

さて、ここからは一番気になる「お金」の話です。各工法の費用相場と、高いお金を払って「効果なかった…」と後悔しないためのポイント、そして何より怖い「悪徳業者」の見分け方について、僕なりに調べたことをまとめます。

工法別の費用相場を徹底比較

いろいろな工法があるのは分かりましたが、じゃあ具体的に「いくらかかるの?」というのが知りたいところですよね。一般的な戸建て(30坪程度)の目安として、費用相場を比較表にしてみました。

対策方法 費用相場(30坪目安) メカニズム メリット デメリット・注意点
床下換気扇 10万円 ~ 50万円 除去(強制排出) 換気不足に根本対策 電気代・メンテ費がかかる
床下調湿剤 10万円 ~ 30万円 吸収(調湿) 湿度を安定させる 湿気が多いと飽和する。耐用年数あり。
防湿シート 10万円 ~ 20万円 遮断(物理的) 布基礎のコスパ最強 施工品質(隙間)に左右される
防湿コンクリート 90万円 ~ 150万円 完全遮断 最も確実で半永久的 費用が圧倒的に高額

※注意: あくまで一般的な目安です。施工面積や床下の状況、障害物の有無、使用する材料のグレードによって、費用は大きく変動します。必ず複数の業者から見積もりを取って比較してください。

こうしてみると、「布基礎」の対策として「防湿シート」が10~20万円程度と、比較的安価で根本的な対策になりそうなのが分かりますね。調湿剤も同じくらいの価格帯ですが、地面から湿気が上がり続ける状況(布基礎)だと、いずれ飽和してしまう可能性も。まずは湿気の「発生源を断つ」防湿シートを優先するのが合理的かもしれません。

対策が効果ない理由とは?

高い費用を払ったのに「全然効果がない!」なんてことになったら、目も当てられません。そうした失敗の原因は、だいたい「対策方法の選択ミス」にあるようです。

換気扇が効かない

床下って、基礎の間仕切りで複雑に区切られていることが多いんです。空気の通り道を計算せずに適当な場所に設置しても、湿気がよどんでる場所に風が届かず、効果が限定的になってしまうそうです。

調湿剤が効かない

これはDIYでも触れましたが、「量が絶対的に不足している」か、「布基礎で地面からの湿気供給が多すぎて飽和している」ケース。また、調湿剤にも約20年といった耐用年数があるそうで、「半永久的」という言葉を鵜呑みにするのは注意が必要ですね。

【最重要】すべての対策を無駄にする「水漏れ」の見落とし

これが一番怖いです。雨漏りや給排水管の漏水がある場合、どんな湿気対策をしても全くの無意味です。常に水が供給され続けるわけですから…。湿気対策の前に、必ず水漏れの点検と修理を最優先で行う必要があります。

悪徳業者に注意!点検商法の手口

床下は自分では見えない場所なのをいいことに、残念ながら「点検商法」と呼ばれる悪徳業者が存在するようです。

「無料で床下点検しますよ」と訪問してきて、「このままでは家が倒壊する!」と過剰に不安を煽り、高額な換気扇や不要な補強工事の契約を迫るのが常套手段。ひどい場合は、他所の家のひどい被害写真を見せて「お宅もこうなってる」と言うケースもあるとか…。

【最強の防衛策】「診断」と「施工」を分離する

これに尽きると思いました。工事を売る人が診断もすると、どうしても「工事を取りたい」というバイアスがかかりますよね。

だから、まずは施工を一切行わない「ホームインスペクション(住宅診断)」の専門家に、有料(相場5~7万円ほど)で客観的な診断を依頼する。そこで「木材含水率」などの数値データに基づいた「診断書」をもらうんです。

そして、その「診断書」を持って、複数の施工業者に「この診断書通りの工事で見積もりをお願いします」と相見積もりを取る。これが、不必要な工事を避け、費用を適正化する一番賢い方法だと僕は思います。

見積もりを依頼する際は、「しろあり防除施工士」といった資格者が在籍しているかや、「公益社団法人日本しろあり対策協会」に加盟しているかなども、信頼できる業者か見極めるポイントになりそうです。

賃貸住宅の湿気対策と費用負担

「うちは賃貸だから」という場合も気になりますよね。この費用、誰が負担するんでしょうか。

原則として、建物の構造に問題がある場合(換気不足、雨漏りなど)の対策費用は、大家さん(管理会社)の負担になるそうです。ただ、入居者の結露の放置や掃除不足が原因でカビが発生した場合は、入居者負担になることも。

なので、もし床下からのカビ臭や湿気を感じたら、すぐに管理会社か大家さんに報告することが重要です。放置すると「管理不足」を問われかねません。

賃貸で入居者ができる対策

もちろん、入居者が勝手にDIYしたり業者を発注したりするのはNGです。できることとしては、室内の湿気対策の徹底ですね。

  • 浴室やキッチンの換気扇をしっかり回す。
  • エアコンの除湿機能や除湿機を活用する。
  • 押し入れや靴箱に市販の除湿剤を置き、こまめに換気する。

地道ですが、こうした室内の湿度管理が、カビの発生を抑えるのに役立ちます。

最適な床下 湿気対策と費用の考え方

ここまで、床下の湿気対策と費用について、僕なりに調べたことをまとめてきました。最後に、自分にとって最適な対策と費用の考え方をステップで整理します。

【最適な床下 湿気対策と費用の見つけ方 5ステップ】

  1. 緊急チェック: まず「水漏れ」がないか? あれば修理が最優先!
  2. 基礎の確認: 「布基礎(土)」なら、コスパの高い「防湿シート(10~20万円)」が第一候補。「ベタ基礎(コンクリ)」なら「床下換気扇(10~50万円)」での換気不足解消を検討。
  3. 補助的対策: 上記の対策をしてもまだ気になる場合、補助として「調湿剤(10~30万円)」を追加。
  4. DIYかプロか: 換気口の掃除や一時的なサーキュレーターはDIYでもOK。防湿シートや換気扇など、施工品質が効果を左右するものはプロに任せるのが安心。
  5. 業者選定: 「無料点検」は断る。「ホームインスペクションで客観的診断」→「診断書をもとに複数社で相見積もり」が最強の防衛策。

床下の湿気対策は、原因と家の構造によって「やるべきこと」が全く変わってきます。まずはご自宅の床下の状態を(無理のない範囲で)確認し、必要であれば信頼できる専門家の診断を受けてみてください。

この記事で紹介した費用や工法は、あくまで一般的な目安や情報収集の結果です。実際の施工や診断については、必ず専門の業者にご相談の上、ご自身の責任において判断していただくようお願いします。大切なマイホームですから、後悔のない選択をしたいですね。

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