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シロアリ駆除の料金、農協(JA)は高い?相場を比較

仕事柄、家の構造やリフォーム、メンテナンスにはかなり興味があるんですが、その中でも特に頭を悩ませるのが「シロアリ」の問題です。   普段は見えない床下で、私たちの知らない間に家の大事な柱をムシャムシャと食べているなんて、想像するだけでも背筋が凍りますよね。

いざシロアリ駆除を考えたとき、多くの人の頭に浮かぶ有力な選択肢が「農協(JA)」ではないでしょうか。   私も以前、自宅のメンテナンスを検討した際に真っ先に思い浮かびました。「JAなら変なことはしないだろうし、安心かな」という信頼感がある一方で、同時に心に引っかかるのが「でも、シロアリ駆除の料金、農協って高いんじゃないの?」という疑問です。
いくら安心とはいえ、相場よりあまりに高額だと家計への負担が大きいですし、その価格差に見合う価値があるのかどうか、すごく気になります。

実際のところ、JAのシロアリ駆除の評判はどうなのか、坪単価は具体的にいくらぐらいが相場なのか。   もし他社より高いとしたら、その理由は何なのか。生協(コープ)との比較や、JAが採用している「メタミサルト」という薬剤、そして提携しているアサンテという会社の実態も知っておきたいところです。   無料点検があるなら活用したいですが、押し売りされないか不安もあります。

そこで今回は、「シロアリ駆除 料金 農協」というキーワードで検索して、迷っている皆さんの疑問を解消するために、私なりにJAのシロアリ駆除について徹底的にリサーチしてみました。   専門家ではない「いち興味がある人間」としての視点ですが、皆さんが業者選びで後悔しないための参考になれば嬉しいです。

  • JAのシロアリ駆除料金が割高だと言われる構造的な理由
  • 具体的な坪単価の相場と、コープ(生協)や格安業者との比較
  • 提携業者(アサンテ等)の質や独自薬剤(メタミサルト)の技術的特徴
  • 無料点検を賢く活用する方法と、安心できる保証内容のポイント
目次

シロアリ駆除の料金、農協は高い?

まず、多くの人が直感的に感じている「JA=高い」というイメージ。   この真相から探っていきましょう。   結論から正直に言うと、インターネットで見かける格安業者と単純に金額だけを比べれば、料金は高くなる傾向があるのは事実のようです。    でも、単に「高い」だけで片付けるのは早計で、そこにはちゃんとした理由や裏付けがあるようですね。

JAのシロアリ駆除が高い理由

私も最初は「なんでJA経由にするだけで高くなるんだろう? 中抜きされているのかな?」なんて失礼なことを考えていました。   でも詳しく調べてみると、その価格差は単純なマージンではなく、「安心」と「品質」を担保するためのコストだと分かってきました。

大きく分けて、理由は以下の3つに集約されるかなと思います。

1. 高性能な薬剤を使っているコスト

JAグループが推奨している薬剤は、ホームセンターで買えるようなものとはわけが違います。   特に後ほど詳しく解説する「メタミサルト」のような、安全性と駆除効果を両立させた高機能な薬剤を指定していることが多いんです。   当然、ジェネリック的な安価な薬剤を使うよりも原価コストはかかりますよね。

2. 施工業者の質を厳格に管理している

ここが誤解されやすい点ですが、JAのシロアリ駆除は、JAの職員さんがツナギを着て床下に潜るわけではありません。   JAが提携・指定した「プロの専門業者」が実務を行います。この提携業者が、例えば東証プライム上場の「株式会社アサンテ」のような業界大手だったりするわけです。   しっかりした教育を受け、JAの看板を傷つけないよう徹底管理されたスタッフが施工する安心感、これも価格に含まれている重要な要素だと考えられます。

3. JAがトラブル防止の窓口(ゲートキーパー)になる

リフォーム業界って、残念ながら「施工後に連絡がつかなくなった」とか「見積もりにない追加料金を請求された」といったトラブルがゼロではありません。   でも、JAを通していれば、JAが窓口になってくれます。万が一のトラブル時にも、地域に根差したJAが間に入ることで、不当な請求や強引な契約を未然に防ぐチェック機能(ゲートキーパー)を果たしているんですね。   この「守られている感」にお金を払う、という側面はあると思います。

JAの料金は「安心料」込みのパッケージ つまり、JAの料金は、単なる薬剤散布の作業代だけではありません。   薬剤の質、施工スタッフの質、そして万が一の時の組織的な担保という、「目に見えない安心料」がすべてパッケージされた価格設定になっている、と私は理解しました。

無料点検の内容と注意点

JAのシロアリ対策の多くは、「無料床下診断」という入り口からスタートします。   プロに家の状態を見てもらえるのは大きなメリットなので、これはぜひ活用したいところですが、いくつか知っておきたいポイントがあります。

申し込みをすると、JAの提携業者(例えばアサンテの調査員)が訪問して、床下収納庫などから床下に潜り、土台や柱の状況をチェックしてくれます。   最近の調査スタイルですごいなと思ったのが、床下で撮影したデジカメ映像を、その場でリビングのテレビモニターに映し出して解説してくれるサービスです。

これは、自分の家の床下が今どうなっているか、客観的な高画質映像で確認できるので、すごく透明性が高い仕組みですよね。   「シロアリがいますよ」と口頭で言われるだけだと半信半疑になりますが、モニターで羽アリの死骸や蟻道(シロアリの通り道)を見せられたら、納得せざるを得ません。

無料点検の際に気をつけること

ただ、少しだけ注意も必要です。リアルな映像を見せられると、どうしても「うわっ、今すぐやらないと家が倒れるかも!」と不安になり、焦ってしまう心理が働きます。   業者さんも商売ですから、その流れで契約を勧めてくることはあるでしょう。

たとえ点検が無料でも、「一度家族と相談します」と言って、その場での即決は避けるのが賢明かなと思います。   本当に信頼できる業者なら、検討する時間を嫌がったりはしないはずですから。

JA アサンテの評判とサービス

JAのシロアリ駆除についてリサーチしていると、必ずと言っていいほど「株式会社アサンテ」という名前が出てきます。   関東から近畿、四国まで、かなり広いエリアでJAの指定業者になっている、いわばJAシロアリ事業の最大手パートナーですね。

アサンテ自体が東証プライム(旧東証一部)に上場している企業という点で、まず社会的な信頼感があります。   個人経営の業者さんが悪いわけではありませんが、上場企業はコンプライアンス(法令遵守)の基準が非常に厳しいので、無理な押し売りや適当な工事をするとすぐに大問題になります。JAの看板を背負って訪問するわけですから、スタッフの教育も徹底されており、強引な勧誘などは厳しく制限されているようです。

また、アサンテ独自のサービスとして「シロアリエコ割安心プラン」というものも展開しているようです。   これは、築年数が浅く、まだシロアリ被害が出ていない住宅(条件あり)向けに、通常より割安で施工できるプランだとか。   被害が出てから高額な補修費を払うのではなく、「予防」に投資して家を長持ちさせるという考え方は、私たち施主にとってもメリットが大きいですね。

JAが使う薬剤「メタミサルト」

先ほど、JAのシロアリ駆除が「高い」理由の一つとして「高性能な薬剤」を挙げましたが、その代表格であり、技術的な核心とも言えるのが「メタミサルト(METAMISALTO)」です。

これはJA全農が開発に関わった新しい防除成分(有効成分名:ジクロロメゾチアズ)のブランド名らしく、従来の薬剤とは一線を画す2つの大きな特徴があるみたいです。

特徴1:巣ごと根絶する「ドミノ効果(遅効性)」

シロアリ駆除って、目の前にいるシロアリを殺虫剤でシューッと殺すだけじゃ意味がないんです。   地面の下にある巣の奥にいる「女王アリ」まで駆除しないと、またすぐに卵を産んで増えてしまいます。

メタミサルトは「遅効性」といって、薬剤に触れたシロアリがすぐには死なない設計になっています。   薬剤が付着したまま巣に戻り、グルーミング(仲間同士で体を舐め合う習性)などを通じて、巣全体の仲間たちに薬剤が次々と伝播していくんです。   これにより、最終的にコロニー全体を根絶できる(これをドミノ効果と呼ぶそうです)。   「再発させない」という点において、非常に理にかなった技術ですね。

特徴2:手抜き工事を物理的に防ぐ「蛍光特性」

これ、内装業をやっている私から見ても「画期的すぎる!」と感動した技術です。

このメタミサルト、なんとブラックライト(紫外線)を当てると発光するという特殊な性質を持っているんです。

通常、床下への薬剤散布って、私たち施主からは全く見えませんよね。   透明な液体を撒くだけなので、正直なところ、業者が手抜きをして薄めて撒いたり、奥の方をサボったりしてもバレようがない「ブラックボックス」でした。   「本当にちゃんと撒いてくれたのかな?」という不安は、誰もが抱くものです。

でも、この薬剤なら、施工後にブラックライトで照らせば、薬剤がかかっている場所が光って見えます。   散布ムラや未施工箇所が一目瞭然になるわけです。   
つまり、施工品質をごまかすことが物理的に不可能な仕組みになっているんです。   これを導入している点に、JAの「信頼を科学的に証明する」という強い意志を感じます。

(出典:JA全農シロアリ対策・駆除業者検索サイト『メタミサルト』

実際の口コミや評判を分析

スペックが良いのは分かりましたが、じゃあ実際にJAでシロアリ駆除を頼んだ一般の方々の評判はどうなんでしょうか?  ネットの掲示板やSNSの口コミを詳しく調べてみると、やはり賛否両論、色々な意見がありました。

評価 主な口コミの内容
良い評判
  • 「やっぱりJAという安心感が決め手だった。変な業者は来ないだろうという信頼がある。」
  • 「料金は決して安くなかったけど、アサンテの担当者が礼儀正しくて説明も丁寧だった。養生もきっちりしていた。」
  • 「5年保証も付いてるし、万が一の時にJAが窓口になってくれるのが心強い。」
悪い評判
  • 「無料点検は良かったけど、出てきた見積もりが予想以上に高くて驚いた。」
  • 「他社と相見積もりを取ったら、ネット業者のほうが半額近く安くて悩んでしまった。」
  • 「担当者の営業が少し熱心すぎて、断りづらい雰囲気を感じた。」

評判のまとめ 全体的に見ると、やはり「安心感」と「施工・対応の丁寧さ」を高く評価する声が多い一方で、「料金の高さ」をネックに感じる人が多い、という構図のようです。   結局のところ、JAという看板はあっても、実際に来るのは提携業者の「人」ですから、担当者との相性もあるかもしれませんね。

シロアリ駆除の料金、農協の相場

では、ここからは「じゃあ具体的にいくら用意すればいいの?」という、一番気になるお金の話です。JAのシロアリ駆除料金の相場や、他社との比較を深掘りしていきましょう。

坪単価や平米単価の相場

シロアリ駆除の料金は、基本的に家の広さ(1階の床面積)で決まります。   ただ、業者によって「坪単価」で表示していたり、「平米(㎡)単価」で表示していたりして、パッと見で比較しにくいのが難点です。

私なりに各社の公式サイトや資料を調べて、あくまで「目安」としての価格帯を比較表にまとめてみました。(1坪=約3.3平米で換算しています)

業者形態 価格モデル(目安) 1平米あたりの単価(換算) 備考
農協(JA) 坪単価 8,000円~12,000円 約2,420円~3,630円 高機能薬剤・5年保証込み
生活協同組合(コープ) 坪単価 4,000円~6,000円 約1,210円~1,810円 一定面積まで固定料金の場合も
大手専門業者(アサンテ等) 坪単価 7,000円~10,000円 約2,120円~3,030円 自社施工・上場企業の安心感
ネット集客型格安店 平米単価 1,320円~ 1,320円~ 市場最安値レベル・追加料金要確認

あくまで目安です! この表は、私が独自に調査した一般的な目安です。   実際の金額は、お住まいの地域(JAごとの単価)、家の構造(木造か鉄骨か)、被害状況(予防か駆除か)、使用する薬剤(ベイト工法かバリア工法か)によって大きく変動します。   必ず、ご自身の家で見積もりを取って確認してください。

こうして数字で見ると、JAの料金は大手専門業者と同等か、それ以上になる可能性があり、ネットの格安店と比べると2倍以上の開きが出ることも珍しくありません。   この「差額」をどう捉えるかが、業者選びの最大のポイントになりそうです。

コープの料金やサービスと比較

JAとよく比較検討されるのが、「コープ(生協)」のシロアリ駆除です。   どちらも営利を第一目的としない組織を母体にしている点で似ていますが、料金体系やスタンスには明確な違いがあるようです。

コープのシロアリ駆除の大きな特徴は、「1階床面積10坪まで一律 ○○円」といった、非常に分かりやすいパッケージ料金を採用していることが多い点です。   追加料金の心配が少なく、見積もりがシンプルなので、予算計画が立てやすいのがメリットですね。

一方で、使用する薬剤については違いが見られます。   JAが「メタミサルト」のような高性能・高単価な最新薬剤を推奨する傾向があるのに対し、コープは天然成分由来の薬剤(ピレトリンなど)や、一般的な普及品を使い、コストと安全性、そして環境配慮のバランスを重視する傾向があるようです。

JAとコープ、どう選ぶ?

  • JAがおすすめな人:多少コストがかかっても、最新の技術と長期持続する薬剤で、徹底的に家を守りたい「品質重視」の人。
  • コープがおすすめな人:明朗会計が好きで、納得できる安全性と手頃な価格のバランスを重視したい「コスパ重視」の人。

こんな感じで住み分けができそうかな、と私は思います。

充実した5年保証の内容

シロアリ駆除を依頼する際、絶対に確認しなければならないのが「施工後の保証」です。   多くの業者が「5年保証(再発時の無料再施工)」を付けていますが、JA(および提携業者のアサンテなど)の保証には、他とは違う決定的な強みがあります。

それは、「5年後にその会社(JA・アサンテ)が倒産して無くなっているリスクが極めて低い」ということです。

これは笑い事ではありません。   ネットで見つけた格安の個人業者に頼んで、立派な「5年保証書」をもらったとしても、3年後にその業者が廃業して連絡がつかなくなっていたら、その保証書はただの紙切れです。   シロアリ業界では、残念ながらそういったケースも耳にします。

その点、JAグループや東証プライム上場企業がバックにいるという事実は、何物にも代えがたい「保証の履行能力」の証明になります。   また、JAならではの強みとして、JA共済の「建物更生共済(建更)」との親和性も挙げられます。   直接的にシロアリ被害が建更で全額補償されるわけではありません(通常、虫食いは免責です)が、台風や地震などを含めた住宅全体のメンテナンスをJAグループでワンストップで相談できる体制は、特に高齢者世帯にとっては大きな安心材料になるはずです。

JA アサンテ以外の提携業者

ここまで便宜上「JA=アサンテ」というイメージで話を進めてきましたが、実は全国すべてのJAがアサンテと提携しているわけではありません。

JA全農の提携業者ネットワークを見ると、地域ごとに最適な業者がマッピングされています。例えば、北海道では寒冷地対応に強い「協栄産業株式会社」、東北地方では「ハウスドクター株式会社(青森)」や「タケダサイエンス株式会社(岩手)」、そしてシロアリ被害が深刻な沖縄では「第一農薬株式会社」など、その地域に根差した有力な専門業者がJAの指定を受けています。

北海道の断熱構造と沖縄のコンクリート住宅では、シロアリ対策のアプローチが全く異なります。   全国一律の画一的なサービスではなく、その土地の気候風土を熟知した地場業者が選定されているのは、非常に合理的で理にかなっていますね。

もし地元のJAに依頼しようと考えている場合は、まず窓口で「うちの地域を担当する指定業者はどの会社ですか?」と聞いて、その会社の評判を調べてみるのも賢い方法だと思います。

シロアリ駆除の料金、農協の総括

さて、ここまで「シロアリ駆除の料金、農協(JA)は高いか?」というテーマで、私なりに色々と調べてきました。   長くなりましたが、最後にまとめたいと思います。

私なりの結論としては、「JAの料金は確かに相場より高い傾向にあるが、それは『確実な施工技術』と『長期的な組織的安心』に対する代金が含まれているから」ということになります。

蛍光特性を持つ「メタミサルト」のような先進的な薬剤で施工の透明性を担保し、アサンテのような大手企業が確実な施工と5年保証を担い、その全てをJAが窓口として監督する。   この「失敗しないための強固な仕組み」に、差額分の価値を感じるかどうかが判断の分かれ目です。

目先の数万円、十数万円を節約して、素性のよく分からない格安業者に頼み、「本当にちゃんと駆除できたかな…」と5年間不安に過ごすよりは、信頼できるところに任せて、枕を高くして安心して暮らしたい。   家という大切な資産を守るためなら、それは決して高い出費ではない。私(にいや)はそう考えます。

これはもう、単なる「虫退治の費用」として捉えるか、大切な我が家を長期的に守るための「住宅への投資」として捉えるか、という価値観の違いかもしれませんね。

最終的な判断は「相見積もり」で!

この記事でお伝えした内容は、あくまで私(にいや)が個人事業主としての好奇心から調べた範囲のものです。   料金やサービス内容は、時期や地域、キャンペーンの有無によっても変わる可能性があります。

JAのシロアリ駆除に興味を持った方も、いきなり契約するのではなく、必ずお近くのJAに問い合わせて正確な情報を確認し、できればコープや地元の優良業者(日本しろあり対策協会会員など)からも見積もりを取る「相見積もり」を強くおすすめします。

複数の業者の話を聞いて、見積書を見比べて、ご自身の価値観(価格重視か、安心重視か)に一番合う、納得できる一社を選んでくださいね。   皆さんのシロアリ対策がうまくいくことを願っています!

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